まねきねこのねこじゃらし

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スペインの旅その5


グラナダに着いた翌日、私は今回の旅で一番楽しみにしていたアルハンブラ宮殿を観光しました。 ♪(=ω=)
13世紀中頃から2世紀半にわたりグラナダ王国の国王たちによって造られたイスラム建築の傑作は、訪れたものを圧倒します。

アルハンブラは、「赤い城」を意味するそうです、建物の外観はとても質素です。
ところが中に一歩足を踏み入れると、建物を埋め尽くす精微な彫刻装飾、庭園の豊かな緑と水の調和などその美しさに息を呑みます。

見学コースの入り口から入ってまず目に入ったのは。。。
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九つのアーチを持つ柱廊の奥にあるバルコニーマチュカの中庭の北側で、サクロモンテの
丘が眺望できます。細かい飾りのある二連の馬頭形アーチ窓を通して眺められる風景が美しい。。。

窓の周りの装飾
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大理石に手彫りのなんとも細かい細工である。


バルコニーを抜けてコマレス宮の入り口へ。。。
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   正面に二つの入口があり、向かって左側の入口が王族の出入り口。
今までアラビア模様の入口の装飾はおおかたは馬蹄形アーチで飾られていたが、コマレス宮の二つの入口は長方形のシンプルなもの。精緻なアラブ模様が壁面をおおっています。

コマレス宮の大使の間を抜けて中庭へむかうと

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   大使の間(コマレスの塔)を抜けると目の前にアラヤネスのパティオが広がります。
砂漠の多い地域で生まれたイスラムでは建築に水を実に巧みに取り込んでいます。このアルハンブラの場合は ”イスラムらしさ” に徹底的にこだわっただけのことはあって、イスラムの水に対する考え方を明確に示すことに成功しているようです。

シンメトリーの美しい中庭でした。。。


馬頭形アーチの門をくぐりライオンのパティオへ
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馬頭形アーチ美しさはため息ものです。。。



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アルハンブラ宮殿の中で、最も有名な ライオンの中庭 です。
ここから先は王のハーレムで王以外の男性は入ることは許されなかったそうです。
 
中庭の四方を124本の大理石の柱が林立する優雅な回廊に囲まれた中央に、水盤を支える12頭のライオンは、その昔は1時間ごとに1頭が水を噴き、水時計の役目を果たしていました。



ライオンのパティオの北側に二姉妹の間があります。
二階建ての夏の住居で、中庭に面した二階には美しい三連窓が付けられてあり中に入るとライオンの噴水からの流れが建物内に導かれ、小さな円形の噴水となっていました。

天井は二段の構造になっていて、八角形の塔には各辺に二連窓があり、見上げると全面に鍾乳石装飾が施されていた。
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ここの鍾乳石飾り、化粧漆喰、石膏細工は、アンダルシアにおけるイスラム芸術の最高傑作と賞賛されています。 またまた、ため息。。。





そこから、迷路のような小さな部屋をいくつか抜けて外に出た私達は柱と土台のみが残るアルカサバ(城塞)へ。。。
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   イスラム軍が最初に作った要塞であるアルカサバ
右手の網目状の下には捕虜を投獄した地下牢があります@@;

アルカサバの塔からグラナダの街を一望する
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そこからヘネラリーフェ離宮へ向かいました。
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   ヘネラリーフェとはアラビア語で「天の楽園」という意味で、天国にあるという水の庭園のイメージを形にしたものとされています。王の避暑のための離宮として使われていました。
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   夏の間の王の離宮は、小規模の宮殿で、13世紀から14世紀にかけて造られた清らかな水と花々が溢れる地上の楽園です。
ギターの名曲「アルハンブラの思い出」は、庭園の噴水の音から生まれたと聞いています。





グラナダを発つ日の朝になりました
名残惜しい私達は、かつては修道院であったパラドールの中庭を散歩しました。
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その時に偶然見つけた、イサベル女王のお墓
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    とても、びっくりしました!
最初からあの大聖堂に葬られたのではなく、こんな質素な所で眠っていたことに感銘をうけました。
アルハンブラを愛して止まなかったイザベル女王はこの城と共に生きているのでしょうね。。。


歴代の王たちは、宮殿の造営を通してイスラムの美を追求してきました。
その究極が、イスラム建築の最高峰ともいわれるアルハンブラ宮殿です。
その美しさは、キリスト教国の支配者たちをも魅了し、グラナダが滅亡した後も、破壊されることなく今に残っています。 
これからもこの美しい城は後世に受け継がれていくことでしょう

そして、そこを訪れた者を魅了し続けると思います。





スペインの旅はここまで。。。

私達はこの後、お隣のフランスを回って帰国することになりますが、その旅のレポートは
月末ではなく、もっと時間に余裕のある時に投稿したいと思います(^_^;)へとへとです
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by osamponeko | 2008-05-04 00:59 | 月末連載

スペインの旅その4


グラナダに着いた時は、もう日が暮れかかっていました。

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グラナダの歴史を少し。。。  (ヨーロッパ旅行記より)
「グラナダ、アラビア語で「ざくろ」を意味するこの町は、711年にアフリカ大陸から渡ってきたイスラム教徒に占領されてしまいましたが、グラナダはイスラム教徒の元で繁栄します。
しかし、イベリア半島の大部分を征服したイスラム教徒に対してキリスト教徒は、レコンキスタ(国土回復運動)と呼ばれる反撃を開始します。
 
 キリスト教徒とイスラム教徒の戦いは800年に渡って繰り広げられました。勢いにのるキリスト教徒の前にイスラム教徒は徐々に領土を失っていき、イベリア半島における彼らの最後の拠点がグラナダ王国でした。
 
 1492年、イサベル女王とフェルナンド王が率いるキリスト教徒の軍勢はアルハンブラ宮殿を降伏開城させ、レコンキスタが完了します。この功績によって二人はローマ教皇からカトリック両王の称号を与えられました。」



イサベル女王とフェルナンド王が眠るグラナダ大聖堂へ最初に出向きました。

<グラナダの大聖堂>
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 バシリカ式の大聖堂の内部。
5つの大きな身廊からなっていて、本当に大きな聖堂です。



アルハンブラ宮殿の中にあるパラドール(国営ホテル)に荷物を降ろし軽い夕食をとりました。
ホテルのフロントでお勧めのタブラオを紹介して貰い、この夜は、洞窟フラメンコショーを見に出かけました。
その場所は昔からジプシーが定住していることで知られるアルバイシン地区のサクロモンテの丘で、 かつて彼らが住んでいた横穴式住居のような洞穴が沢山残っています。これらの中には今でも住居として使われているものもあります。





フラメンコの唱や踊りは心の奥底から溢れ、魂の叫びだ

つま先やかかとで床を踏み鳴らしリズムをとり、

心のままに しなやかな指が情熱を描く!

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  最年長のおねいさん、足も踏み鳴らさず、タブラオを往復しただけでしたが、その迫力に圧倒されてしまいました(笑


フラメンコ。なぜこんなにも人を惹きつけるのか...。

遠く離れたかの地から

様々な人間たちが この正体を

つきとめるためにやってくる。唄い続けることが

弾き続けることが

踊り続けることが

聴き続けることが

感じ続けることが

未だ名づけることのできないエネルギーを与えてくれる。


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力強いフラメンコのリズムに合わせて高く低くパルマ(手拍子)が響く

ジャストなタイミングで「オーレ」や「ビエン」のハレオ(掛け声)が入る。

私の魂の鼓動はそれに共鳴するように熱く波打つ

歌、踊り、ギター、そして皆がひとつになりグラナダの夜は更けていく・・・
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by osamponeko | 2008-05-02 00:00 | 月末連載

スペインの旅その3


ロンダはそびえたつ750メートルの巨大な岩の上に位置するドラマチックな眺望の町です。
四方を山に囲まれたロンダはそんな土地柄ならではのモニュメンタルな中世の雰囲気を今も漂わせています。
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   左手に見える大きな建物はロンダのパラドール(国営ホテル)

グアダレビン川によってえぐられた渓谷はこの町を二分しています。
その異なった地域を結んでいるのが、この町のシンボルである壮大な橋、プエンテ・ヌエボです。
この橋は18世紀に架けられ、全長100メートル以上に渡って旧市街と新市街とを結んでいます。 
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ヌエボ橋からタホ谷を眺める。。。オリーブ畑が広がっている
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この橋から望む素晴しい景観、特に日没は絶景です。
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プエンテ・ヌエボを渡ると、ロンダの古き良き時代を美しく今に伝える聖母マリア教会、市役所、アラビア浴場、モンドラゴン宮殿のモザイク、サルバティエラ宮殿のファサード、アルバカーラの城壁があります。 


翌日、旧市街へ行ってみました ♪(=ω=) 
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 <聖母マリア教会 (Iglesia de Santa Maria)>
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 モスク跡に教会を建てたとのこと。そのためアラブ風でもあり、ゴシック風でもあります。

<モンドラゴン邸 (Palacio de Mondragon)>
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 中は博物館になっていました。

<旧橋 (Puente Viejo)>
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 小さなバルコニーのついたかわいい橋です。ここから新橋を見上げることができます。

<ヒハーラの城壁 (Muralla y Puerta de Cijara)>
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 城壁の外側も歩けるようになっていました。夜はライトアップされ幻想的です。


ヌエボ橋を渡って行った旧市街は
時代を飛び越え、タイムスリップしたような感覚でした。





新市街にある、18世紀に建てられたスペインで一番古い 闘牛場にも行ってきました。
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とても綺麗な闘牛場です。
スペインの有名な闘牛士ペドロ・ロメロはここロンダの街出身で、公園に像が立っていました。
内部に設けられた闘牛博物館。 ちょうど座席下の部分になります。 弧を描く展示空間を見学します、規模はそれほど大きくありませんでした。 闘牛に関する写真や衣装他、様々な資料が展示されています。
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   血の付いたマタドールの衣装@@;





今回の旅で一番美味しかった食べ物は、
ロンダで食べた「ふぉあぐらのぶるぅべぇり~そ~す
でしたが、残念な事にそれを知るのは私の舌のみになっています。♪~( ̄ε ̄;)


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 郷愁あふれるロンダの町を後に次の目的地グラナダへ。。。
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by osamponeko | 2008-05-01 00:00 | 月末連載

スペインの旅その2

今回の旅は取引先のご夫婦と一緒の4人旅
何度か同行している方なので気心しれた旅です。

トラベルコーディネーターは心強いネコダンナ
飛行機やホテル、移動の交通手段まで全て予約済みである ♡”
(無計画の旅も楽しいものだが、お客様と一緒だとそういう訳にもいかない。。。)

この日はバレンシアから飛行機でマラガへ、ここからバスに乗り、綺麗な海岸線のコスタデルソルを西へ向かう。少し寒いがバカンス気分である 
バスの終点マルベーリャに到着
美しい海という名前のマルベーリャの海岸を堪能した後、タクシーを拾いロンダに向かった

タクシーは舗装されていないゴツゴツの山道を登る、登る。。。登り続ける
行き交う車もなく、何処までもつづく山道が目の前にあるだけである。
ここを走る車はこのタクシー1台きり、既に1時間が経過していた。

道、間違えてない?(ё_ё;)

少し不安になった頃、 突然目の前に白い集落が現れた! カサレスだ!!
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山肌に張り付くように建つ白い家々
アンダルシアの青空にオレンジ色の瓦と白壁のコントラストが眩しい!
古びた教会が街を見下ろすかのように建っている。
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地中海沿岸の都市は、スペインに限らず、白い家が多い。その中でも特に美しいと言われているのが、エーゲ海の島々とアンダルシア地方の街だ。
さらにそのアンダルシア地方の街の中でも、大きな街ではなく、山すそに張り付いたようにポッカリと立っている小さな町がたくさんある。
カサレスはそんな町のひとつである


村の起源はローマ時代にさかのぼり、村名はローマ人のあとに征服したアラブ人がシーザー(カエサル スペイン語読みでセサル)にちなみ、カサラと呼んだことにはじまるという。
この小さな村にも西洋と東洋の文化の混合がみられ、激しい歴史風土が偲ばれる。
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山道を登り続けるタクシーの中、あんなに綺麗な海岸沿いに昔の人は何故住んでいなかったのだろうかと考えていました。

でもそれは島国である日本人の考えなのですねぇ。。。

山々に点在するように建つ白い街に
侵略を繰り返してきたヨーロッパの歴史の中で、安易に攻め込まれない場所に集落を作らなくてはならなかった現実を実感しました。



そして、その思いはロンダを目の前にして不動のものとなりました!

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明日はロンダの街です ♪(=ω=)
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by osamponeko | 2008-04-30 00:00 | 月末連載

スペインの旅その1


月末に突入~~ (* ̄m ̄)

ゴーデンウィークを控えて、その分仕事のしわ寄せがやってくるので
今月末の修羅場は容易では無い事はうすうす感じている(号泣

せめて気分だけでも海外へ。。。   という事で

今回の月末連載は5年前に行った海外旅行の写真から数枚連載します。
    

5年前には写真に興味のなかった私。。。 (^_^;) 

まぁ。。 ご報告観光写真の羅列になるかもしれませんがお付き合い下さい(ペコリ
       (OLYMPUS C-770 UZ撮影)

その旅行はメーカーの展示会訪問がメインの 
半分仕事絡み半分おこぼれ参加☆(≧▽≦)の美味しい旅行でした♪

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     展示会にて・・・  バイクの会社ではありません(^_-)-☆


訪問先は情熱の国スペイン!
取引メーカーのあるバレンシアを皮切りに、アンダルシア地方を旅しました。


到着当日、まず私達を迎えてくれたのはサッカースタジアム!
地元のチーム バレンシア  と アトレティコ・マドリー の公式試合でした。
好カードでチケットも既に完売していましたが、取引メーカーがスポンサー広告を出しているコネクションでスタッフカードをぶら下げて裏口入場♪( ̄∀ ̄*)
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すり鉢状になった観客席からは割れんばかりに響く歓声、湧き上がる熱気、宙を舞うトイレットペーパーの嵐、スタジアム全体がひとつの大きな球になっていました。
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かなり興奮したのですが試合の結果がどうだったかはよく覚えていません (^^ゞ笑


スペイン3大祭りの1つ、サン・ホセの火祭りを控えたバレンシアでは、ルミナリエのような電飾をいたる所で目にしました。
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サクラダファミリアなど歴史ある建築物の宝庫であるスペインですが、近年注目されている天才建築家サンティアゴ・カラトラバの芸術科学都市の近代建築物もなかなかのものでした。
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明日はマラガ~ロンダへ向かいます。 ♪(=ω=) 
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by osamponeko | 2008-04-29 01:16 | 月末連載