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まねきねこのねこじゃらし

下がり花

沖縄の河口域に自生するサガリバナ(Barringtonia racemosa)は、夏の夜に芳香とともに咲き、水面に浮かぶ花びらが幻想的な世界をつくり出します。
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古くから庭木に用いられ、その美しさは琉球の古典にも登場します。今沖縄では、民家の庭木や観葉植物、水辺植生再生や公園・街路の緑化樹種として重宝され、『夏の夜の花見』として親しまれ根強い人気があります。
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サガリバナは、奄美大島以南の琉球列島に分布しており、河口のマングローブ後背地に自生する小高木です。同種は毎年6月下旬から7,8月の間、夜に芳香を放ちながら白やピンクの花を咲かせ、その朝に雄しべ(花びら)を散らします。暗闇で芳香とともに咲き、そして散った花びらが水面に浮かび、辺り一面を白やピンクで敷き詰めたような光景は、実に幻想的です。
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今では、沖縄の夏の風物詩として広く知られ、『夏の夜の花見』として定着しつつあります。また、那覇の首里では同種を「キーフジ」と呼び、古くは琉球王朝によって庭園樹に用いられました。現在でも庭木や観葉植物として根強い人気があり、水辺植生の再生、公園や街路の緑化樹種として、重宝されています。
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先日、サガリバナを見てきました。サガリバナは夏の夕方、暗くなりはじめる8時ごろ咲きだし、翌朝には落ちてしまう美しい花。毎年6月下旬から7月上旬に見ごろを迎えます。


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   これも小さな宇宙だね。。。
by osamponeko | 2008-07-07 17:41 | 植物